かれこれ1年前(2018年)の今日、私たちは山梨県立大学所属の女子大生
【元気印のあやせちゃん】と一緒に初めての共同企画を行っていました。
山梨県に住む方を対象に、お部屋の写真を応募して頂いた「くらしのフォトコン(2018)」
あやせちゃんが飛込みで持参したこの企画を実施することが決まってから、
写真の募集期間約1ヶ月、そして2/9~2/18までスタジオペレットにて
「くらしのフォトコン2018展」として全応募作品を展示しました。
→前回の様子(ブログ)はココをクリック
前回はゼロスタートの試みにも関わらず、快くご支援くださった地元企業のみなさま、
お手伝い下さった方々のおかげで無事開催することができたのですが、
「次回は、もっと期待に応えられるように頑張りたい!」と
山梨・甲府を基盤に活動している一企業として心に誓ってたのでした。あれから1年、少しずつ準備を進め、ようやくこのお知らせができるところまで来ました。
この春、「第二回くらしのフォトコン」2019を開催いたします。
題「わたくしの部屋、わたくしの生活。」
そうです、ありのままでいいんです。
現在、応募フォームを設けたくらしのフォトコン2019特設サイトも作成中です。
併せてイベントを一緒に盛り上げて下さる協賛企業様もまだまだ受付中です。
2月下旬には、一足先にサイトの公開ができるよう準備を進めておりますが、
くらしのフォトコンに興味のある方は、ぜひ今のうちからご用意下さいね。
■ 応募期間 ■
2019年4月1日(月)~6月30日(日)
■ 写真展 ■
2019年7月20日(日)~7月28日(日)
場所:甲府市上石田3-8-6 studio pellet
クリックでスタジオペレットのサイトが見れます↑
せっかく、大学生が勇気を出して「VivitBaseなら・・・!」と持ち込んでくれた
「自分の部屋、結構イイかもと思えるポジティブスイッチ」を刺激する企画。
コトの発端は、県外から引越してきて山梨県立大学に入学した
あやせちゃんの部屋で、友人とたこ焼きパーティーをしていた時のことでした。
・・・・・story・・・・・
黄色いものが好きな彼女の部屋は、 なにかと「イエロー」で統一されています。
そんな部屋を「おしゃれだね」とほめてくれた友人は
「私は、自分の部屋は好きじゃないけど」と言うのでした。
でも、あやせちゃんは思いました。
(あの収納方法とか真似したい部分はたくさんあるけど…)
この時の会話がどこかに引っ掛かったまま、パーティーはお開きになり、モヤモヤしたままあやせちゃんは眠りにつきました。
翌朝、6畳のワンルームで目覚めた彼女の中に、1つのわくわくが芽生えました。
(もっと、どうやって部屋を楽しんでいるのかを知る機会があったらいいのに。
そしたら、決めた時には妥協した部屋でも楽しく暮らせるかもしれない!)
元気印のあやせちゃん、思い立ったら即行動です。
まずは身の回りの友人を中心に、聞き込み調査をはじめました。
友人から、そのまた友人へ、さらにそのまた友人へ…
大学生はフットワークも軽く、ネットワークがどんどん繋がります。
そうすると、なんとなく「初めての部屋探し」の状況が見えてきました。
一人暮らしを始めるタイミングとして最も多い
大学進学、新卒の友人たちから聞こえてきた生の声は、
「自分の部屋はあまり気に入っていない」「寝に帰るだけ」
そんな、ちょっとさみしいものが多かったのです。
・・・・・continue・・・・・
・・・不動産会社のわたしたちには、よく分かります。
「初めての一人暮らしなんですけど」「なるべく安いところで」
「実際に住むのは、4月からなんですけど…」「どうすればいいですか?」
「こういうおしゃれな部屋って、空いてないんですか?」
「・・・一度親に聞いてからの返事でもいいですか?」
ただでさえ、ちょうど異動の時期にも重なる繁忙期。
不動産会社が1年で最も忙しいこの時期に、本当はもっとわくわくしたい「初めての一人暮らし」なのに、
それぞれの置かれた状況から
時間に追われてたり、選択肢も非常に限られた中だったり、
現実問題として「妥協」しなければならないことも多いのです。
私たちも、学生さんでも住める「おしゃ部屋」をもっとたくさんご提供できるよう頑張っていますが、どうしても賃貸は「早い者順」です。
そして、お部屋を借りるためには、どうしても家賃が必要です。
現実的に考えなければならないので、私たちには親御さんの気持ちもよく分かり・・・
・・・・・continue・・・・・
あやせちゃんは思いました。
(決めた時は、妥協した部屋だったかもしれないけど
その部屋が「その人の今を生きる場所」だから、
もっと、自分の部屋イイかもって思ってほしい。)
そして、あのパーティーで引っ掛かったことを思い出しました。
友人は気に入っていないと言っていたあの部屋が、
自分にとっては真似したい「イイ部屋」だったということを。
・・・・・end&start・・・・・
ーーーーーーーこれが、私たちVivitBaseと大学生あやせちゃんで共同主催をすることになった
「くらしのフォトコン」のアイディアが生まれた瞬間でした。
「他の人の住んでいるお部屋、その人の生き方ものぞいてみたい」
「自分では納得してないかもしれないけど、他人から見たら憧れの部屋かも」
「他人の部屋を見ることで、自分の部屋が案外良いことに気づくかも」
くらしのフォトコンテストが、
なんでもない日常を切り取った一枚一枚を見ることで
「ポジティブスイッチを刺激する」機会になったら。
なんでもない日常が、誰かの人生のちょっとしたプラスになったら。
それは、大学生に限らず、日本全国で日常生活を営んでいる「自分の部屋」を持つすべての人にとって、わくわくを発信したり、共有できるチャンスなのではないか?
ーーー知らない人、知らない部屋、誰かの暮らし、誰かの生き方。
こんなわくわくする企画を、VivitBaseと一緒にやりたいと言ってくれたあやせちゃんのためにも、衣食「住」に携わる仕事をしている地元の一企業としても、このフォトコンテストをもっと多くの方に広め、たくさんの方に参加して頂けるものにしていきたいと強く思いました。
第一回のときは初めての試みということで、まずは山梨県内から募集を行いました。
募集を県内在住の方限定で行っていたので、全国で開催されているフォトコンから見れば少ない応募数だったかもしれません。それでも、この企画にはキラリと光るものがあります。まだまだ、大きくなれる面白さがあります。
もっと多くの方に参加して頂くためにも、
今回(2019)は「日本全国の方を対象」に、広く作品募集を行います!
特設応募サイト公開時には、VivitBaseのホームページ内にも特設サイトバナーを設置いたしますので、またその際にはお知らせいたします。本日は、取り急ぎご案内まで。
よい週末をお過ごし下さいませ。
nakai