VivitBaseの管理物件には、スタッフの妄想から生まれた多くの愛くるしい住人がいらっしゃいます。
素敵な物件は、素敵な住人がつきものですもんね。
今回は特別に、私たちの自由と情熱から生まれた妄想住人誕生の瞬間をお届けしたいと思います。
甲府市城東に、私たちの心を奪う、素敵なお部屋がありました。
シンプルな装いの外観からは想像できない、トレンディなお部屋の中。1LDKという人気の間取り。
このお部屋には、いったいどんな住人が誕生するのでしょうか。
▲第2ハイツ遠藤の外観。1Fのトンネル抜けたら駐車場スペースもけっこう広いんです。
私にここに呼び出された、賃貸営業部の岩花さん。時間になっても来なかった。
物件の場所を善光寺駅の隣と思い込んで、第2ハイツ遠藤に全然来なかった。
想像で物件の場所に向かえる、根っからの妄想癖をもつ人物。。主人公にぴったり。
▲賃貸営業部、岩花さん。タートルネックを色違いで4つ持つ。
岩花さんはとても話しやすく、お客様には本当に親切です。
社内ではゴマすりモンスターなのですが、スタッフみんなの様子を気にして声をかけてくれる、
優しいゴマすりモンスターなのです。
さて、岩花さんを妄想住人にしていきましょう。
この素敵なお部屋のトレンディなキッチンに、岩花さんを添えて。
「岩花さん、ふぞろいの林檎たちみたいにして!」
なんか違うなあ。岩花さんがかっこつけているのが気に入らなかった。
「岩花さん、りんごでお手玉してみて」
おー良いね!りんごちゃんが踊ってる!良いよ良いよ、すごく。
なんて話しやすいんだろう、岩花さんは。
トレンディな1LDKにぴったりのキザなshotが欲しかった。
「岩花さん、カリフラワーを愛してみて」
カリフラワ―を見つめる普通の岩花さんにやきもきしてきた。
「カリフラワーにちゅってしてみて」
急に恥ずかしがる岩花さん。
私は忘れていた。岩花さんの緊張をほぐすのを。彼のお人柄により、私は自分の要望だけを
押し付けていた。
あと3センチの距離がもどかしい。
もしかして目の前の林檎ちゃんに遠慮しているのかもしれないと思ったとき、
岩花さんのトレンディな素質を目の当たりにしたような気がした。
そして、3階のこちらのお部屋のベランダから見える景色は、甲府の秋で所々オレンジ色に染まっていた。
私はどうしても、外を見ながら朝食のりんごをかじってほしかった。
「岩花さん、りんごかじってみて」
「え!コレ大丈夫っすか」
えーーー!岩花さんは神経質だった。
「このりんご、洗ってますか?」
洗いました。しかも事務所のハンドソープを使ってしっかりと。
そう言えば、さっきカリフラワーを渡した時も、
これ大丈夫っすか、って言っていたっけ。
あぁ、、、手の感じがなんか違う。
何なら表情も違うし、背中の感じも違う。
私が気を使って黙っていると、岩花さんがやってくれた。
「こうじゃないっすか?」
奇跡の1枚になった。
・・・朝日を浴びて、風を感じて、キミをかじる。・・・
この日の為に、小道具も用意していた。
でも、丁度良い椅子がなかったので、空気椅子をしてもらった。
本当に椅子があるみたいだった。
▲笑うトレンディ。
世の女性は、もしかしたら。ドライブデートの時、バックしている時の男性が
好きかもしれない、と思って。
でも、私はバックしている岩花さん、全然好きじゃない。
私は1LDKに重要なのは、収納だと思っている。
岩花さんはタートルネックの他にも、たくさんのネクタイを持っている。
優しい岩花さんは頼んだ本数よりも多く持ってきてくれていた。
クローゼットにネクタイをセットしてくれた。
遅い。遅かった。丁寧だった。やはり神経質だった。
ただ、これをやってもらいたかっただけなのに。
▲修羅場のてへぺろ。
こちらのお部屋には、リビングにもっともっと広い収納がある。
お風呂や水回りもとても美しい!
眼鏡を取ってもらった。気持ちよさそう。上手上手。けど、なぜかお蔵入りにしたくなった。
小物で用意するはずだったVO5を忘れた私を岩花さんは笑って許してくれた。
私の要求を理解して何でもやってくれた岩花さん。
皆様のお部屋探しも、一生懸命してくれます。
ありがとう、岩花さん。
つづく。。。
amemiya
🔻妄想住人シリーズ「第2ハイツ遠藤」はコチラ。
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