やれることは可能な限りやってみる
「ワクワクすることって楽しいじゃないですか。だからまずはやってみる!やらないで後悔することがないように」
涼しい笑顔で、大胆なことを遣って退けてしまう大森オーナーは、自身の決断するポイントをそんな風に話しています。大森さんが、現在海外に住んでいるのも面白そうという単純な理由から始まったのだとか。彼がどんな想いで、どのような期待を持ち、不動産オーナーを続けているのかお話を伺ってきました。
マンションを建設したきっかけはどんなことだったのですか?
縁あってある土地を購入しました。しかし、先に話した通り海外に行くことが決まって、正直どうしようかな?なんて思っていたのです。それで、土地も広いしマンションを建てることにしました。2007年のことでしたね、そこに1Rと1LDKのあるマンション2棟を建設したのです。
Visit Baseとの出会いや今の様子を教えてください
マンション建設後に、マンションのことは不動産会社にお任せしていました。任せっきりにしてしまったのがよくなかったのかな?と思うのですが、望むようにならず、少しの間自分で管理をしている期間もありました。
しかし、自分で管理してみると入居者様への対応など手が回らないことがあり、改めて管理会社を探していました。そんな時タイミング良くVivit Baseから、管理をさせてくれませんか?という電話が来たのです。うちには2棟あるので、色々な管理のやり方を見てみたかったという思いもあり、1棟ずつ違う会社に管理をお願いして、2年後に1社に絞ろうという考えがありました。
当時、5社候補がある中で積極的に声をかけてきてくれた、Vivit Baseともう1社に決めることにしました。当初は、顔合わせを含め2社の管理会社の皆様と私で飲みに行ったりと、とても楽しくお付き合いをさせていただいてました。そして2社管理の2年間を経過し、それを機により行動力に優れていると感じたVivit Baseに2棟とも管理をお願いする決断をしました。専務の武原さんと話しをして広いドッグランを設けたのもこの頃。他にはない物件が噂を呼び、おかげさまで満室になりました。
今は、時々ドッグランの草取りや建物の清掃に訪れた時は、出来る限り入居者様に声をかけ、ご要望や改善点などを伺っています。入居者の方の希望を聞いてみるのも良い勉強になりますよね。アイディアも浮かびますし。Vivit Baseとは、もちろん仲良くしています。自分のアイディアをまずは相談して、賛成してくれる時もあるし、絶対反対!なんて言われちゃう時もあるし…。でもその関係が大切だと感じているんです。
他にもマンションには何か仕掛けがあるのですか?
入居者専用の650坪あるドックランは、フェンスをし瓦チップを敷いて整備しました。おかげさまで皆さん喜んで活用してくれているようです。今後もドックランの更なる充実はもちろんのこと、犬を飼っていない入居者様のためにも、バーベキューができたり、日向ぼっこができる施設にしていきたいと思っています。さらに、最近は猫を飼っている人も増えてきていますよね。そんな時代に合わせた「キャットルーム(猫と快適に暮らせる部屋)」も用意しました。安心して過ごせるように、キャットタワーやキャットウォークを設けた猫を飼う方にオススメなお部屋です。
他にも、ドッグランを含む広い敷地を使ってマルシェの開催もVivit Baseが企画してくれているようです。やりたいことは尽きませんが、やれることから少しずつ進めていこうと考えています。
最後に今後の想いを教えていただけますか?
マンションを持ちながらも、初めはマンション経営にあまり興味がもてませんでした。しかし今は、とても多くの可能性を期待できると思っています。私のやりたいと思うことに賛同して対応してくれたり、時にはアドバイスをくれたりするVivit Baseさんと出会えたのも大きな転機だったのかもしれません。経験したからこそ感じることは、不動産会社に任せっきりにするのではなく、自分自身も参加するということ。将来的には、このマンションの一室がペットサロンやペットホテルになると良いななんていう密かな夢も持っています。でもまずは自分の周りや女性の意見を聞き入れること。それも、このマンション経営から学んだ重要なことの一つだと思っています。
大森教雄さん(おおもり のりお)
甲府市内にペット可能物件マンションを2棟経営。
650坪に及ぶ広いドッグランが話題の人気マンションです。
1Rと1LDKの計42部屋
文章:堀内麻実(anlib design)
写真:anlib design