2020年もお疲れ様でした。今年は本当に大変な1年でしたね。
そんな大変な思いをしたからこそ年の瀬が近づいてきて、どうしても1年の締めくくりにグビッと一杯飲み(やり)たくなります。そう、待ちに待った「忘年会」の季節です。
そうは言っても現在2020年12月、新型コロナウイルスは未だ世間を騒がせています。。。
でもやっぱり忘年会はしたい!!このままじゃ落ち着いて新年を迎えられない!そう思って調べてみると、山梨県が「やまなしグリーン・ゾーン構想」という何やら素敵な取り組みをしているのを発見しました。なんとこの構想では、「山梨全体で安心・信頼を提供」することをテーマに、感染症対策が万全になされている施設のみを認証しているそうです。
これはすごい!!いざ見てみると、大好きなあのお店もこのお店も認証施設に入っていました!
そうと決まればこの認証施設から忘年会の場所を決めよう!さっそく下調べ(飲み)に行ってきます(ビシッ!)
甲府駅南口の台所。リーズナブルな価格で楽しめる「でんでん」の生ビールセット。
山梨県で最も栄えている繁華街はJR中央本線甲府駅の南東にあります。この地域は山梨県民に「甲府中心街」と呼ばれており、わたくしVivitBaseの島田a.k.a『甲府の座敷童』が愛してやまない場所です。
最初にご紹介するこちらのお店、「でんでん」さんは甲府駅と甲府中心街のちょうど中間、甲府駅から少し南に下った(山梨県民は甲府駅を中心に『北に上る』『南に下る』と言って場所を説明します←要チェック!)「平和通り」沿いにあります。
ここでまず最初に絶対注文していただきたいのが定番メニューの「生ビールセット」。文字通り生ビールのセットなのですが、ヱビスの樽生ビールに付くセット料理には、なんと串揚げが6本に枝豆までついてきます。これで850円なのでとってもリーズナブルです。サックサクな衣の串揚げは、タレとの相性が抜群で、ビールと一緒に食べると何本でもいきたくなります。
これだけで充分満足できてしまうのですが、ここでもう一つお勧めしたいのがこの「わかさぎのから揚げ」。このわかさぎの美味しさは説明不要。美味いに決まっている。飲んでいるお酒も気づかぬうちについ、もう一杯注文してしまいます。
ここで先ほどついつい注文してしまった2杯目のビールと一緒に食べていただきたいのは、山梨名物の「馬刺し」。特に県外の方に食べていただきたい料理ですが、でんでんさんの馬刺しはとても柔らかい歯ごたえでしっとりとしており、また特製タレとの相性も抜群です。
あまりに美味しいでんでんさんのお料理についついお酒も進んでしまいます。それがでんでんさんの居心地の良さのお陰と気づくのに、そんなに時間はかかりません。そう思いつつ、またついもう一杯注文してしまうのです…
【現在感染症対策で以下の取り組みをされています。】
でんでん※閉業
場所:山梨県甲府市丸の内1-8-12
※現在は酒場ラッシーという別の素敵なお店になっております。
取材後も何度も足繁く通った学生時代から愛したお店でした。
でんでんさんの次のステップを楽しみに待っています。
国産地鶏を使った料理を手頃な価格でお届け。「極。GOKU」こだわりの絶品焼き鳥。
続いてご紹介するのは山梨県庁裏にあるスクランブル交差点の近くにある「極。GOKU」さんです。山梨でも数少ないこのスクランブル交差点は夕方になると、これから飲み始めるぞ!という熱い気持ちを持った方々とすれ違います。
そんな熱い方々が行き交う場所にある極。さんでは、店主のこだわりがいっぱい詰まった、文字通り究『極』の焼き鳥とお酒が頂けます。
まず、極。さんで飲む生ビールは他のお店にはない「旨味」を感じます。それもそのはず、店主のご夫婦はアサヒビールが取り組む「アサヒ樽生クオリティセミナー」を修了された生ビールのプロフェッショナルなのです。だからこそ、極。さんでいただく生ビールは、滑らかな泡とキンキンに冷えたビールが絶妙な配合で組み合わさっているのです。
極。さんのおススメ料理は何と言っても国産の地鶏を使った「焼き鳥」!仕入れ先にも拘っており、レバー、砂肝、もも、ささみ、皮には県産地鶏である「信玄どり」を使用しています。そんな極。さんのこだわりと愛が詰まった焼き鳥を、「美味しい料理を手の届きやすい価格で食べていただきたい。」という店主の熱い、アツい想いから1本100円で提供されています!
また、極。さんでは生ビールももちろんですが、日本酒も全国から豊富にそろえています。
中でも店主おススメの「田酒」は、県内でも珍しい豊富なラインナップで、タイミング次第で飲み比べもできます!
言うまでもなく、あっつあつの焼き鳥とお酒の相性は抜群!そんなことを聞いていると、なんだか今日は美味しいお酒と焼き鳥が食べたくなってきませんか?
そうと決まれば今日の晩ご飯は「極。GOKU」さんへ、ヒァウィーゴ―です。
【現在感染症対策で以下の取り組みをされています。】
極。GOKU
場所:山梨県甲府市丸の内1丁目16−15 紅梅ビル 1階
営業時間:17:00-0:00
電話番号:055-225-4359
定休日:日曜日
※ご予約はお電話にてお願い致します。
https://yakitori-restaurant-2138.business.site/?utm_source=gmb&utm_medium=referral
四季の味覚を味わえる会席料理。創業昭和28年の当時と変わらぬ「多ぬき」の釜めし。
甲府中心街でも南側のエリアに「裏春日通り」という甲府中心街の中でも一際ディープな通りがあります。ここ「多ぬき」さんはこのエリアに位置しています。日中はお寿司屋さんや日本料理店が多く軒を連ねているこのエリアは、夜になると裏春日通りから通ずる路地裏の明かりがつき、路地裏横丁に向かう人通りも一段と多くなります。
ここ「多ぬき」さんでは四季の味覚を感じられる繊細な会席料理と、創業当初から変わらぬ釜めしが食べられます。
たまにはゆっくり座敷で食べるのも良し。落ち着いた空間でゆったりしたいという方におすすめです。
多ぬきさんのこだわりは何と言ってもお料理ですが、そのお料理を食べる「空間」にも垣間見えます。1階から3階まで、テーブルから座敷、個室など、様々なシチュエーションにあわせてご利用いただけます。
会席料理に欠かせないお酒、多ぬきさんではもちろん山梨県産のお酒も豊富に取り揃えています。年末に久しぶりの帰省で帰ってきた友人を連れていくときはこういう地元の雰囲気を直に感じられるお店に連れていきたい!
ゆったり過ごせる多ぬきさんの雰囲気に気持ちよくほろ酔いに。忘年会と言って、気になるあの子をデートに誘ってもいいですね。個室もあるので良い雰囲気になること間違いなし!
【現在感染症対策で以下の取り組みをされています。】
釜めし 多ぬき
場所:山梨県甲府市中央1丁目14−8
営業時間:11:30-14:00 / 17:00-22:00
電話番号:055-235-6311
定休日:日曜日
※ご予約はお電話にてお願い致します。
甲府ノスタルジックな路地裏へようこそ。創業55年、「富久亭」自慢のフグ料理と熱々おでん。
岡島百貨店の南側に「銀座通り」というアーケードがあります。その銀座通りも素敵なアーケードですが、次にご紹介する「富久亭」さんは、この通りから少し入った裏路地、「仲見世」通りにあります。この仲見世通りはかつては山梨のファッションの最先端を発信する場所だったそうで、当時の甲府のノスタルジックな面影を今でも感じられる数少ない場所です。
富久亭さんはふぐ料理屋さんなので一番のおススメは何と言ってもふぐ料理です。まずお店に入って正面にふぐ調理師免許と招き猫が掲げられています。親子二代で続く富久亭さんのふぐ料理は、今も山梨県民に広く永く愛されています。
そんな絶品のふぐ料理を味わえる富久亭さんですが、実はお店の玄関向かい側のスペースに屋台も設置しています。こちらの屋台が極上な飲み会の舞台となるのです。この屋台では、季節を感じながら40年間継ぎ足しの秘伝の出汁で炊いた熱々のおでんを食べることができます。ドラマなどで見る屋台のおでん屋さんを思い出す、富久亭さんでしか味わえない冬の醍醐味です。
山梨の冬をあえて肌で感じながら、あったかいストーブに当たりつつ熱々のおでんをハフハフして食べたい衝動に駆られてきたそこのあなた。もうあなたは富久亭さんの虜です。
【現在感染症対策で以下の取り組みをされています。】
ふぐの富久亭
場所:山梨県甲府市中央4丁目3−13
営業時間:17:00-0:00(場合により早めに閉める場合もございます)
電話番号:055-235-4584 定休日:日、月曜
※祝日や予約等により休みを変更する可能性があります。宜しければお越しいただく前に一度お電話くださいませ。
※ご予約はお電話にてお願い致します。
http://www.fugunofukutei.com/
ぼくらの最終目的地。〆には「味魅」の愛情が詰まった中華とナポリタン。
先ほどの「富久亭」さんからまた表通りの「銀座通り」に戻ります。今回の特集記事の〆は、こちらの「味魅(あじみ)」さんです。味魅のお母さんはとっても気立てが良く、独り身で乾ききった私の心を潤わせてくれます。まさに甲府中心街のオアシスです。
そんな味魅さんのお母さん特製のお料理は全て手作りで、お母さんの愛がぎっしり詰まっています。
そして味魅さんに来たなら絶対に食べていただきたいお料理が「ナポリタン」。これだけは絶対外せません。遠い実家のお母さんを思い出してしまうような、味魅さんの愛情という名のスパイスがこれでもかと入っています。ちなみに味魅さんのナポリタンは熱々の鉄皿に乗ってきます。その鉄皿のナポリタンの周りで踊る半熟の卵はナポリタンに絡めて食べるとベリーナイスです。
また、味魅さんには珍しい日本酒が何本も置いてあります。お母さん自ら、特定の酒屋さんでしか買うことができないレアな日本酒なども仕入れているとのことです。
〆のナポリタンと中華でおなかがいっぱいになったら最後は甘いものが欲しくなるはず。そんなフードジャンキーの方のために、味魅さんではしっかりデザートまで置いてあります。ご安心ください。
ぼくらの最終目的地。ふと気が付くと寄ってしまう、街のオアシス的存在の味魅さんはとてもとても居心地が良いのです。お店も遅くまでやっているので〆に行くのが粋な山梨ライフと言えるでしょう。
お酒で脱水気味の体も、味魅さんに行くとすっかり潤ってしまいます。
【現在感染症対策で以下の取り組みをされています。】
味魅(あじみ)
場所:山梨県甲府市中央1丁目1−9
営業時間:18:00-2:00
電話番号:090-5219-9081
定休日:日曜日
※ご予約はお電話にてお願い致します。
いかがでしたでしょうか。
今年1年世界中を脅かした新型コロナウイルスによって、私たちの生活は一変しました。
その中でも、現在山梨県では「やまなしグリーン・ゾーン構想」のもと、上記5店舗だけでなく、多くの飲食店や宿泊施設が一丸となって安心・安全な場所を提供する努力をされています。ただ、お店側だけの対策ではもちろん万全とは言えません。お店で楽しむ一人一人の日々の心がけがとても大切になってきます。お店側も、そこに行く私たちも、全員が安心して楽しめるよう、今は日々の体調管理に気を付けながら適切に楽しみましょうね。
そして…
この状況が落ち着いた暁には、パーテーションや画面越しではなく、ぜひ一緒に思い切り乾杯しましょう!
それまではちょっと寂しいけれど、相手を思いやる距離を取りながら楽しみましょうね。